毎年冬から春はインフルエンザのシーズンです。インフルエンザにかからないために、今からしっかり予防対策をしておきましょう。なお、2009年に流行した新型インフルエンザ(A/H1N1)は、2011年4月1日から通常の季節性インフルエンザとして取り扱われるようになり、その名称は「インフルエンザ(H1N1(エイチイチエヌイチ))2009(ニセンキュウ)」に変わりました。
季節性インフルエンザに変わっても、予防の基本はやはり流行前にワクチン接種をすることです。今シーズンのワクチン株は、昨シーズンと同じ内容で、1本のワクチンにA型のインフルエンザ(H1N1)2009、A香港型(H3N2)、B型の3種類の抗原が含まれています。ワクチンによる重症化予防効果は、5か月ほどのため、毎年流行前にワクチン接種が必要です。
インフルエンザと普通のかぜの違い
インフルエンザは、普通のかぜとは、ウイルスの種類が異なります。普通のかぜの時には、おもにのどの痛みや鼻水、せきなどの症状が中心で、比較的ゆるやかに症状が進みます。発熱してもインフルエンザほど高くはありません。
一方、インフルエンザの場合、突然38℃以上の発熱や倦怠感、関節痛などの全身症状があらわれ、急速に症状が重くなる傾向があります。あわせて、のどの痛みや鼻水、せきなどの症状もみられ、肺炎などを併発することもあります。
インフルエンザワクチンの接種時期について
インフルエンザの予防接種は、ほとんどの医療機関で10月から受けられます。予約が必要な場合もありますので、確認してから受診しましょう。インフルエンザワクチンは接種後、効果があらわれるまでに通常2週間ほどかかり、その効果は約5か月間持続するといわれています。日本でのインフルエンザの流行は、多少地域差はありますが、12月下旬〜翌3月上旬にかけてですので、12月上旬までに接種しておくとよいでしょう。
インフルエンザにかからないために
インフルエンザ流行前にワクチン接種を
インフルエンザワクチンを接種することで、インフルエンザにかかりにくくなったり、かかっても重症化しにくくなります。とくに、乳幼児や65歳以上の高齢者、妊婦、基礎疾患がある人などは、かかりつけの医師と相談のうえ、ワクチン接種をしましょう。
外出後は手洗いとうがいを忘れずに
手洗いは感染症予防の基本です。せっけんを使って15秒以上、ていねいに洗いましょう。手指だけでなく、手の甲や爪の間、手首も忘れずに。うがいは、うがい薬(または水)で口の中をすすいでから行うとより効果的です。
休養と栄養を十分にとる
過労や睡眠不足に気をつけて、バランスのとれた食事、規則正しい生活を心がけましょう。
体調を整えることで、ウイルスに対する抵抗力も高まります。
室内を適度な温度・湿度に保つ
加湿器などで適度な湿度(50〜60%)を保ち、1時間に数回は窓を開けて換気を行います。人込みへの外出はなるべく控える
インフルエンザが流行してきたら、人込みや繁華街へ出かけるのはなるべく避けましょう。やむをえず外出する場合は「うつらない」「うつさない」ために、とくに屋内や乗物など換気が不十分な場所では、不織布製のマスクを着用しましょう。
咳エチケットを守る
咳・くしゃみが出るときは、ほかの人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクがない時は、周囲の人から顔をそむけ、ティッシュやタオルなどで口と鼻を覆います。
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